【Tokyo Doves】棋譜の書き方

お久しぶりです。ここ数カ月いろいろバタバタしていて久しぶりの更新です。今回は Tokyo Doves棋譜の記法について考えた案を紹介したいと思います。

ハトの種類の表記法

ハトは6種類います。それぞれをローマ字にした時の頭文字をとるようにします。

  • ボスハト → Boss hato
  • アニキハト → Aniki hato
  • ヤイバト → Yaibato
  • 豆でっぽうバト → Mamedeppo bato
  • トツハト → Totsu hato
  • ハジケハト → Hajike hato

ところでハトには赤色と緑色がいます。赤色は大文字で、緑色は小文字で表すようにします。
例1. 赤のボスハト → B
例2. 緑のハジケハト → h

座標の表記法

Tokyo Doves は盤面が理論上いくらでも動くことが特徴なので、常に盤上にいることが保証される赤のボスハトを基準に座標を振ります。

N3W3
N3W2
N3W1
N3
N3E1
N3E2
N3E3
N2W3
N2W2
N2W1
N2
N2E1
N2E2
N2E3
N1W3
N1W2
N1W1
N1
N1E1
N1E2
N1E3
W3
W2
W1
B
E1
E2
E3
S1W3
S1W2
S1W1
S1
S1E1
S1E2
S1E3
S2W3
S2W2
S2W1
S2
S2E1
S2E2
S2E3
S3W3
S3W2
S3W1
S3
S3E1
S3E2
S3E3

赤のプレイヤーから見て、マスのボスハトからの相対的な位置を東(E)西(W)南(S)北(N)の座標で表しています。

操作の表記

手番で行える動作は3つあります:

  • ハトを出す
  • ハトを動かす
  • ハトを回収する

ハトを出す場合は "+", ハトを回収する場合は "-" を先頭につけて表現します*1
例1) +HN1E2 → 赤のハジケハトをN1E2に出す
例2) mS2W1 → 緑の豆でっぽうバトをS2W1に動かす
例3) BN1W1 → 赤のボスハトをN1W1に動かす
例4) -a → 緑のアニキハトを回収する

棋譜の例

今回の記法を使って、試しに以下の動画の棋譜を起こしてみたいと思います。
www.youtube.com

以下が棋譜です。

+yN1W1
+TE1
yW1
+AS1W1
BS1*2
+hW2
TN1
+tN1E1
BE1
hS1W1
+MN1E1
hE1
mN2
+aS1E1
TS1W1
aS1
BN1E1
hW2
+HS1W2
hN1
BS1
aS1
HN2W3
bN1W2
BW1
+mN1E1
TW1
aS1
BS1W1
mN1E1
MN2E2
tN3E1
HN2E1
tN3W1
+YN3E1
bN3
AN2

以上37手

*1:実はどちらの記号も省略しようと思えばできます。ハトの種類と座標を書いたとき、場に出ていなければ「出す」場に出ていれば「動かす」と解釈することができるからです。回収に至っては「座標がなければ回収」と考えることができます。しかしこの記号を省くことでかえって読みにくくなる気がするので、あえてつけています。

*2:本当はルール違反。チュートリアルの作成ミス?