今回は立方体の問題です。
【すむーずぷりんからの挑戦状】
— すむーずぷりんちゃん🍮【挑戦状】は固定ツイート (@mat_der_D) 2019年12月26日
問29. 一辺の長さが 1 の立方体 ABCD-EFGH がある. この立方体の面, 辺, 頂点のみを通って点 A から点 G へ至る経路を考えるとき, その長さの最小値は √5 であることを示せ.
想定解答は↓https://t.co/RCb79Rrqfm
自分の解法がベストかどうか分からないので、「別解を思いついたよ」という方がいらっしゃればコメント等をお願いします。
以下に解答を書きます。
想定解答.
点 から点 へ至る経路を考えると, 途中で必ず辺 , , , , , (両端を含む) のいずれかを少なくとも 1 回通過する (下図赤線) . そこで, 経路と交わる点のひとつを とおく. 立方体の対称性より, 点 は辺 上にあるとして一般性を失わない.
点 から点 へ至る最短経路は線分 であり, 点 から点 へ至る最短経路は線分 である. よって点 から点 へ至る経路であって, 途中で点 を経由する経路の長さは, 以上である. 今, 面 と面 が辺 で接するような展開図を考えると, 点 が辺 上を動くとき, が最小となるのは, 点 が展開図上で線分 と辺 の交点となるとき, すなわち辺 の中点となるときである. このとき である.
以上により, 点 から点 へ至る経路の長さの最小値が であることが示された. □